鹿児島市・甲突川沿いの観光&ランニング①天保山周辺

鹿児島市街地を東西に流れる甲突川(こうつきがわ)河岸では春は桜が華やかに咲き誇ってとてもキレイで、ランニングコースとしてもオススメです。また、周辺には西郷隆盛や大久保利通など明治維新で活躍した偉人に関わる史跡が多数点在しており、観光コースとしても人気のあるエリアと言えます。

先日、ランニングのついでに甲突川沿いの史跡・名跡をまわってみようと思い立ったので早速行ってきました。全行程約9km、写真を撮りながら80分程度ゆっくり走った観光ランニングを2回に分けて紹介します(^^)

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維新前夜の足音が聞こえてくる天保山周辺

まずは甲突川が錦江湾へと注ぐ河口付近に位置する天保山周辺にある史跡を紹介します。

①坂本龍馬新婚の旅碑


まず、最初に訪れたのは「坂本龍馬新婚の旅碑」。慶応2(1866)年、寺田屋事件で左手に深手を負った坂本龍馬が西郷隆盛のすすめで妻・おりょうと来鹿した際、温泉療養の傍ら霧島山・日当山温泉・塩浸温泉・鹿児島などを共に巡った旅が日本最初の新婚旅行とされています。坂本龍馬と鹿児島が新婚旅行のルーツだったのは驚きですね。交通機関がない当時は、江戸や京から遠く離れた鹿児島は異国の地だったのではないでしょうか。

②共月亭


坂本龍馬新婚の旅碑の目と鼻のさきに位置する天保山公園内にある「共月亭」。1982年10月に鹿児島市が中国の長沙市と友好都市になったのを記念して建てられたもので、「両市民が同じ月を眺め友好を深めよう」という願いを込めて「共月」と名付けられたらしいです。国家間は緊張関係が続いていますが、「共月」の精神でお互い歩み寄ってほしいものです・・・

③薩英戦争(天保山)砲台跡


共月亭と同じ天保山公園内にあるのが「薩英戦争(天保山)砲台跡」。文久3(1863)年の薩英戦争では、7月2日正午、この砲台の砲撃で戦争の火ぶたが切っておとされました。今では砲台の台座の一部が残っているようです。

④調所広郷銅像


天保山公園を出て松林沿いを北西に少し進むと「調所広郷(ずしょひろさと)の像」がひっそりと建っています。調所広郷は江戸時代後期の薩摩藩の家老で、当時、500万両(現在で1,500億〜2,500億円)におよぶ借金を抱えて破綻寸前だった藩の財政を建て直して、250万両の蓄えを作るまで劇的に回復させたと言われています。

幕末に薩摩藩が最新鋭の銃や大砲、蒸気船などを武器に明治維新の原動力になった背景には、調所広郷による財政改革で豊富な資金が蓄えられたことが大きな要因だったと言えるようです。

⑤島津斉彬公御陣屋跡


さらに北側に進むと、「島津斉彬公陣屋跡」の碑があります。この一帯は天保山調練場として洋式調練や砲術、騎兵、工兵などの訓練が行われたところで、島津斉彬公もここで将兵を閲兵したり、各種の訓練を見学したりしてその育成につとめたとのこと。

ランニングで「古きを温ねて新しきを知る」

普段、車だと通り過ぎてしまってなかなか気づかない史跡も多いですが、ランニングやウォーキングのついでに史跡を巡るのも新たな発見があって面白いかもしれません(^^)

ちなみに「天保山」の謂れは江戸時代末期の天保年間に甲突川でさらった砂を揚げた地であることに由来しているようです。

<鹿児島市・甲突川沿いの観光&ランニング(続編)>
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