人吉プチ観光記〜人吉の新たなシンボル「からくり時計」と名物駅弁「栗めし」、伝統と匠の「みそ・しょうゆ蔵」見学

隣町のえびの市に用事があったので、行ったついでに少し足を伸ばして人吉に行ってきました。人吉は福岡や熊本に行くのに高速道路で通る程度でまともに立ち寄ったのは意外にも初めてでした。

人吉市の新たなシンボル「人吉駅前からくり時計」

まず、最初に立ち寄ったのがJR人吉駅前の「からくり時計」。市観光HPによると、人吉城をイメージした「からくり時計」で、人吉城のお殿様が城下見学を行うという設定で、民謡「球磨の六調子」の音楽をアレンジした曲にのせて展開される内容とのこと。

午前10時から一時間おきに始まるということでしたが、運良く正午5分前に到着。既に十数人の観光客がカメラを構えて、始まるのを今か今かと待っていました。個人的予想では小さい模型ぐらいの規模かと思ってましたが、実物は3層の天守閣でなかなか立派な時計台!期待も高まります(笑)

そして、正午をむかえると陣太鼓の音と共にお城の扉が開いてからくり人形が動き出しました(^^)

1層目では甲冑をまとった武士たちが軽快に回りだして、そして、最上層には時折、城下を笑顔で眺めるお殿様の姿が!

調べてみると、人吉の地は鎌倉時代から600年以上にわたり領主の相良氏が治めていたということで、実際も領民に慕われていたのではないでしょうか。

↓小さいですがスマホで動画を撮影したので見たい方はこちら↓

【人吉駅前からくり時計】
熊本県人吉市中青井町326番地1(JR人吉駅前)
(作動時刻:3月~10月は9時~18時の毎時、11月~2月は9時~17時の毎時)

人吉駅弁「栗めし」で食欲の秋を一足先に堪能

せっかく駅まで来たので、駅に隣接する『人吉駅弁やまぐち』で人気の駅弁「栗めし(税込1,100円)」を購入。人吉の北にある山江村は日本有数の栗の産地で実が大きくて甘さが際立っているのが特徴で、皇室にも献上されたこともあるとか。

人吉城のからくり時計に魅了されたこともあって、人吉城址近くまで移動して球磨川のほとりに車を停めて「栗めし」を味わうことに(^^)

栗の形をした弁当箱を開けると、かんぴょうの入った炊き込みご飯の上に大粒の栗が溢れんばかりに入っていました。冷えていましたが、それでも甘くてほくほくした栗の食感が堪能できる秋を感じる弁当でした!

球磨川沿いの温泉旅館をバックに一枚w


伝統と匠の味が息づくみそ・しょうゆ蔵を見学

昼食の後、まだ少し時間があったので観光HPで近くを検索すると工場見学ができる「みそ・しょうゆ蔵」があるということで立ち寄ってみることに。

みそ・しょうゆ蔵がある「鍛冶屋町通り」は人吉藩の職人町で、石畳が風情があって昔ながらの城下町といったしっとりとした雰囲気。みそ・しょうゆ蔵は大正時代に建てられた建物を改装して使っているということでタイムスリップした気分に。

のれんをくぐると、味噌と醤油の香ばしい香りがしてきました(^^)
そして、中を進むと「うなぎの寝床」のような奥行きのある工場に昔ながらの製造施設が並んでいました。


全国的には米みそが多いようですが、熊本のみそは麦みそが主流で熟成時間が1〜3か月と短く、色は白色系で麹の甘さが感じられるのが特徴とのこと。鹿児島も麦みそが多いので、その点では食文化が似ているのかもしれません。

そして、見学のあとは母屋を改装したロビーでお茶とみそや漬け物をいただきました。そこで「みそアイス」という見慣れないメニューが!

珍しいので早速食べてみました。最中(もなか)になっていて、クリームにみそが練り込んであるアイス。気になる味は・・・味噌のほのかな香りとしょっぱさがクリームの甘さとマッチしてなかなか美味しい!

この手のメニューはチャレンジしてもことごとく外れが多いですが、これは久々にヒットした感じです(笑)

そして、ロビーにはみそ・しょうゆや漬け物などの展示即売もありました(^^)せっかくなので、納豆みそなどを買って帰りました。

【(資)釜田醸造所 みそ・しょうゆ蔵】
熊本県人吉市鍛冶屋町45
(見学時間9時〜16時 休日12/28〜1/4)

今回は突発的に立ち寄った、本当に行き当たりばったりのプチ人吉観光でしたが、鹿児島とは違った歴史や食文化を味わえて貴重な時間を過ごすことができた。人吉には「鮎料理」や「球磨川下り」など他にも色々あるようなので、機会があったら温泉旅館に泊まりがけでまた行ってみたいと思います。