過去2回ほどブログで取り上げた「ノストラダムスの大予言」ですが、予想以上の反響があって、累計で20,000以上アクセス(2記事でブログ全体の25%)がありました。
今回は”世紀の番狂わせ”となったアメリカ大統領選挙でのトランプ氏勝利に関連する予言がないかを調べてみました。
”トランプ大統領”の誕生を予言!?
残念ながら、直接的な予言は見つかりませんでしたが、「もしや?」という内容の予言が一つあったので紹介したいと思います。
【第6章61】
大いなる敷物 折りたたまれて 見せないだろう
歴史の大部分 半分のほかには
天国から遠く追い払われ
彼は荒あらしく見えよう だから
彼の好戦的な行為を信じこむ
本の解説では「非常に荒々しく見え、その好戦的な態度が人々に支持されるが、しかし、実際は自分の真実の姿をおおい隠して人目にさらそうとしない人物」として、役者出身のレーガン元大統領だと結論付けています。
暴言などの「好戦的な態度」が支持されて大統領に当選して、その後、現実路線に少しずつ軌道修正をしている最近のトランプ氏と重なって見える気もします。意外と現実路線でまっとうな大統領になるのかもしれません。
米・露両国の接近と台頭!?
【第2章89】
ある日二人の強者が友人になるだろう
彼らの強大な力が さらに大きくなるのが見られよう
新しい土地は その力の絶頂をきわめるだろう
血の男に数字が報告されるのだ
「二人の強者」というと、ロシアのプーチン大統領とアメリカのトランプ新大統領を彷彿とさせます。
もし、そうだとすると、この二人が主導して米・露が政治的・経済的に結びつきを強めて、やがて世界を圧巻するということでしょうか!?
トランプ政権と米露支配のその後!?
【第4章95】
二者に委ねられた支配 彼らはそれを
ごく短期間しか握っていないだろう
三年七ヶ月が過ぎると 彼らはまた戦争に向かうだろう
二人の処女が彼らに謀叛するだろう
やがて勝利者がアメリカの地に誕生する
前の予言の続きとも思える内容。米露が世界を支配する繁栄はわずか3年7ヶ月で終焉するとの予言。これはトランプ氏が一期4年で終わるという意味でしょうか?また、その原因として「二人の処女(新興国)の謀叛」とあり、この二国は中国と日本と予言しています。新興国との貿易摩擦でアメリカの国内経済が立ち行かなくなって支持を失うというシナリオも考えられます。
また、中国の台頭やイギリスのEC離脱、トランプ氏の登場など、今までの世界秩序や勢力図が激変しつつある現在、これらの予言は当たらずも遠からずなのかもしれません。