第1回鹿児島マラソン出走記(2016年3月6日開催)

2016年3月6日開催された「第1回鹿児島マラソン2016」に出走してきました。当日の模様を簡単ですが振り返ってみたいと思います。

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今年記念すべき第一回目の開催となった鹿児島マラソン。コースは次の7つのゾーンで構成されています(鹿児島マラソンHPより)

    • A.ウォーターフロントゾーン

鹿児島のシンボル「桜島」と「錦江湾」の景観を満喫できるゾーン。

    • B.軌道敷緑化ゾーン

鹿児島市を象徴する街中の景観として、うるおいと安らぎのある都市空間を感じることができるゾーン。

    • C.天文館ゾーン

12,000人のランナーと街をあげての応援で彩られるみんなのにぎわいゾーン。

    • D.西郷・篤姫ゾーン

走りながら西郷隆盛銅像や鶴丸城跡などを間近で眺められるゾーン。

    • E.近代化産業遺産ゾーン

島津斉彬が興した集成館事業など、明治維新の史跡を肌で感じられるゾーン。

    • F.ジオパークゾーン

日本ジオパークに認定された桜島・錦江湾のジオ(地球・大地)を丸ごと体感できるゾーン。

    • G.姶良ゾーン

霧島連山や錦江湾を眺めながら、温かい声援ともてなしに、再び元気がもらえるアイラビューゾーン。

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直前の降水確率は100%で、雨を覚悟していましたが、1万人の祈りが通じたのか、レース中は何とか降らずにもってくれました。後から聞いた話だと、鹿屋方面は予報通り雨が降っていたらしいので本当幸運だったようです。

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鹿児島マラソンはスタート時間が8:30で他のレースより早めのスタートなので、6:40すぎには更衣と手荷物預かり所のある中央公園に到着しました。手荷物は各自指定のエリアにバッグごと置いておきますが、各ブロックごとにボランティアスタッフの方々が監視してくれるようで盗難の心配はなさそうです。

そして、7:10ごろに西郷さんや篤姫など鹿児島出身の偉人や薩摩剣士隼人たちに見送られながらスタートブロックへ移動しました。(ブレまくっててすみません)

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今回はかなり後方のDブロックからのスタートだったので7:30ぐらいにはDブロックの5列目あたりに並ぶことが出来ました。

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そして、8:20から開会セレモニーが始まりました。ファンファーレが鳴り響いて高揚感が高まります。カウントダウンがいきなり15秒前からだったので、周りは皆動揺してましたが無事にスタート!

桜島方向はファンランのスタート待ち。風船は5時間のペースランナー。出来れば最後まで付いていきたいところです。

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スタート地点へは3分ちょっとで到達。思っていたよりスムーズに流れてました。

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ドルフィンポート前をスタートして、鹿児島新港沿いを南下します。この頃撮れた桜島と桜島大根の奇跡のコラボ(笑)

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いつものランニングコースの天保山シーサイドブリッジ。この辺りでは歓迎の花火が何発も上がっていました。

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今回は市内を走るということで、両親と嫁が応援に来てくれることになってましたが、父がスタート時間を9時と勘違いしていて、「約束の場所に間に合わないm(_ _)m」と走行中に慌てて電話が掛かってきました。

幸い、進行方向側に実家があるので、場所を変えて鴨池トンネル付近で何とか会うことが出来ました。しかし、これが今日の波乱の幕開けになるとはこの時は夢にも思いませんでした。

その後、騎射場交差点を右折して電車通り沿いに北上。高見馬場交差点を右に曲がって繁華街・天文館を駆け抜けます。沿道の方々の声援が予想以上に多くてたくさんの元気をもらいました。やっぱり自分が住んでいる町での大会っていいですね!

また、市電と並走して走ったり、天文館や山形屋前の複数車線を走り抜けるのは何だか新鮮な感覚でした。

▼騎射場電停付近
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▼鹿児島の繁華街天文館
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▼山形屋前
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西郷銅像前を右折して、市街地北部へ向かいます。
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そして、鳥越トンネルを抜けると海側に雄大な桜島が姿を現します。自分たち鹿児島県民には日常の風景ですが、県外の人たちには活火山の前を走るのは貴重な体験なのかもしれません。曇り空が残念ですが、雨が降らなかっただけでもラッキーだったということで。

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仙巌園付近では梅の花が咲いていました。

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その後、国道10号線を海沿いにひたすら北上。湿度が高くていつもより発汗が多いのが気にはなりましたが、ペースは順調でハーフを2時間27分、サブ5も狙えるタイムでした。

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そして、各エイドの給食ポイントでは鹿児島ならではの特産品が多数振る舞われていて充実していました。

▼(左)黒酢キャンディとお茶をまぶしたこんぺいとう、(右)さつま揚げとさつまいも

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▼(左)あんぱんとゲタンハ、(右)そば
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他にも折り返し後の給食ポイントでは加治木まんじゅうやかるかんなどもあったようですが、気づかずに通り過ぎてしまったのが残念。

レースに戻りますが、ハーフを順調に過ぎて少し経った23〜24キロ辺りから胃酸が逆流するような吐気がするようになりました。過去7回のフルマラソンで初めての経験で戸惑いましたが、我慢して給水とサプリの摂取を続けました。

しかし、徐々に吐き気が酷くなってきて、しまいには風呂にのぼせた時のような、目まいまでしてきて立っていられない状態になり、やむなくストップ。数分座って休んで少しはマシにはなりましたが、それでもそれから十数分は歩くのが精一杯でした。

▼そして、重富で折り返し
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体調は少し持ち直しましたが、胃痛とめまいでもう精神的にやられてしまいました。

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30km前には太ももも攣ってしまい、まさに「泣きっ面にハチ」の過去最悪の状態になってしまいました。

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身も心も折れかけていたところで、沿道から聞き憶えのある音楽と小さなチアガールたちのダンスが見えてきました。YMCAを何度も一所懸命踊ってるじゃないですか!?

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余裕のあるランナーたちは一緒にYMCAのフリ付けをしながら笑顔で抜き去っていきました。自分にはそんな余裕もなく競歩状態になってはいましたが、この周りみんなポジティブな状況に少し元気が湧いてきました(単純ですがw)

そして、「這ってでも、完走だけはしよう!」と奮起して残りの10km強を強行軍で進みました。走ったり、歩いたりでしたが、何とか市役所前のゴールまで辿り着きました。

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タイムは5時間31分20秒。目標にしていたサブ5には遠く及ばず、自己ワースト3のタイムでしたが、8回連続でのフルマラソン完走記録は更新できました!

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メダルを貰ったのは初めてだったので何だか嬉しいですね。また、いつも賞状が曲がらないように気をつかうのですが、オリジナルのクリアファイルはとてもありがたいです。

中盤の体調不良を考えると、今回は完走出来ただけでも上出来きと思いつつも、マラソンの厳しさを改めて思い知らされた大会でした。

メダルと賞状を受け取り、着替えたあとは温かい豚汁とおにぎりをいただきました。いつもながら素朴な味が身にしみます。

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完走後は足もそこまで痛くなく、市電で立ったまま普通に帰れるくらいだっただけに、体調不良さえなければ・・・と悔やまれるところです。

後々、吐き気などの原因を考えてみました。今回から新しく2種類のクエン酸系サプリを5km毎に摂るようにしましたが、どうやらこれらが胃に負担を掛けたのが影響したんじゃないかなと思います。また、足の痙攣防止に痛み止めをスタート前に服用したのも悪かったようです。

ネットで調べたところ、マラソン中は血流量が筋肉に優先されるので、内臓系への血流が減って胃腸の機能が低下するようです。そのタイミングでいつもより強めのサプリと多めの水分補給をしたため、胃がキャパオーバーになって吐気につながったのではないかと思います。

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記念すべき第1回の鹿児島マラソンでしたが、コースは雄大な桜島が見える海岸線沿いを中心に、西郷銅像や仙巌園など観光地も回れて、また、エイドでは、さつま揚げ、げたんは、さつまいも、黒酢など鹿児島を代表する特産品も味わえて、鹿児島の観光と食を丸ごと堪能することができました。

また、沿道やボランティアの方々の声援も盛んで第1回とは思えないとても満足度の高い大会でした。来年も当選出来たらぜひ参加してみたいです。