『クラウド版デッドライン仕事術』まさに人生を変える戦略の書!吉越浩一郎・立花岳志著【書評】

残業ゼロで19年連続増収増益を成し遂げたトリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長 吉越浩一郎氏による『仕事効率を驚異的に高める”デッドライン仕事術”』をプロブロガー立花岳志氏が完全クラウド化。仕事だけでなく、”人生そのものを劇的に変える”ノウハウが凝縮された一冊。

スポンサーリンク

残業ゼロで19年連続増収増益を可能にした”デッドライン仕事術”

日本のホワイトカラーの労働生産性は欧米のわずか70%程度。その差の大きな原因が「残業」だという。日本では、仕事の成果は「時間×能力」で達成されるという考え方が主流であるため、たとえ売上が達成されたとしても、長時間の残業がコストとして発生し生産性を下げている。これに対し、欧米では「時間×能力」に「×効率」が加わるため、いかに残業せず時間内に仕事を終れるよう効率を上げるかという考え方が常識であることが労働生産性の差になって表れると述べている。吉越氏はこの欧米の考え方を”デッドライン仕事術”として日本で具体的に実践することにより、残業ゼロでの19年連続増収増益を可能にした。

“デッドライン仕事術”のポイントを簡単に言うと、「全ての仕事に期限を設定すること」と「1日の仕事の終了時刻を設定すること」。シンプルだがこの二点を具現化し、全員が徹底することで社員一人一人の能力が最大化され、会社の価値も最大化されると述べている。「がんばるタイム」や「早朝会議」など、デッドライン仕事術の核となるノウハウは本書で具体的にわかりやすく紹介されているので参照してください。

クラウド時代の「デッドライン仕事術」とは!?

第2章以降のテーマは”デッドライン仕事術”の「クラウド化」。吉越氏提唱の”デッドライン仕事術”をクラウド版にアレンジしてそのノウハウをより細かく分かりやすく紹介されている。

長年サラリーマンだった立花氏はこれらのノウハウを実践することで41歳にしてプロブロガーとして独立し、現在では執筆、セミナー、講演など多岐にわたって活躍されている。実際に「人生を劇的に変える」ことに成功された方直伝のノウハウなので、通り一遍の自己啓発本とは異なり、具体性があり、直ぐにでも始められる内容になっている。

グラウド時代の「デッドライン仕事術」のポイントは個人レベルでPDCAを回すこと。一例として、仕事・家庭・健康など6つの柱で「人生の設計図」を描き、その内容を5年、1年、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日のタスクまで落とし込んで実行する。そして、各々のフェーズで必ず振り返り(レビュー)を行い、必要に応じてアップデートを行っていくというもの。

そして、このPDCAを管理する手段としてToggl TimerやToodledoなどのクラウドツールが効果を発揮するという。また、Evernoteを使ったペーパーレス化やそれら文書の保存・管理法などもフォルダ構造の作り方レベルまで紹介されている。

まさに”人生を変える戦略”の書!

この言葉は表紙帯にあるコピーですが、本書で紹介されている「クラウド版デッドライン仕事術」はまさにこの言葉通りの価値があるのではないでしょうか。

私ごとで恐縮ですが、私はもともと人前で話す事と文章を書くことが大の苦手でブログを書き続けるなど絶対に無理だと諦めていました。また、元来熱しやすく冷めやすい性格なので何事も長続きせず、健康的にも肥満体になる始末で出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいるような悶々した生活を続けていました。

そんな時、著者である立花氏のブログに出会い、そこで立花氏自身の体験に基づいてた様々なノウハウに影響を受けて少しずつ実践し、私自身も約20kgのダイエットに成功し、フルマラソンを4回完走し、そしてこのブログを開設して苦手な文章を書くなど、少しづつではありますが”人生が変わりつつ”あります。


2014年1月福岡で開催されたブログ&SNS講座にて

同じような悩みを抱えている方には、ぜひ読んでいただきたいオススメの一冊です。

吉越 浩一郎,立花 岳志 東洋経済新報社 2014-11-28
売り上げランキング : 12641 

by ヨメレバ

【書評】立花 岳志著『ノマドワーカーという生き方』